純粋な記憶

子どもは あの世の記憶を保持していることが多いと云われている。

スピリチュアルなことに全く興味がない私の身近な知人は、20年ほど前、「奇跡体験 アンビリーバボー」という番組の中で、実際に前世の記憶を覚えている外国人の特集を見た後、自分の3歳になろうとしている子どもに、何気にこんな質問をしたそうだ。

「◯◯ちゃんは、どこから来たの?」

すると、アッサリと答えが返って来たそうだ。「宇宙からだよ。」    その知人は、その突拍子もない予想もしていなかった答えに面食らったそうだ。当時、知人の子どもは「宇宙」という単語を知る年齢にも達していないし、語彙力もまだまだ乏しかったため、知人は、どうしてあんな答えを言ったんだろうとどぎまぎしていた。私は、その話を聞いても、「大人と違って刷り込みや常識などの概念を持たず、まだ汚れが無い状態のマインドの子どもは、やっぱりいろいろ覚えているんだなあ。私が子どもの頃は、めっちゃ悪ガキだったのに。」と関心してしまった。

また、当時勤めていたスピリチュアル大好きな職場の同僚が、そのテレビを見て、小学校へ上がる前の二番目の子どもさんに、こんな質問をしたそうだ。

「生まれてくる前にどこに居たの?」

すると、その二番目の子どもさんは「お空の上で、お父さんとお母さんとお兄ちゃんを見ていて、ここへ生まれてくるって決めた。」と、これまた奇想天外な返答をしたそうだ。生まれてくる前に、既に自分たちの様子をあの世?的なところから見学していただって?  

スピリチュアルな世界に興味があろうと懐疑的だろうと、幼少期は純粋な記憶を保持している子どもが多いということを、知人や同僚からの話によって改めて実感した。ちなみに、知人の子どもも同僚の子どもは、10代になると、そんな会話はしたことがない、覚えていないと言ったそうだ。不思議な体験を通して勉強していた私にとっては、さほど驚きはなかったが、「子どもの魂って、純粋な部分が多いんだなあ。むしろ、親や大人たちも、もっと子どもから知恵みたいなのを教われば、気づきも深まるだろうにね。」と思ったが、一部の否定的な親や大人に この話をしても、子どもは想像力が豊かだから とか、テレビアニメか何かの影響で と気にも留めなかったり、おかしな事を話すもんじゃないと責めるケースもあるそうだ。

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