人の想念が放つエネルギー その1

自分の感覚に敏感になる。

まだ社会人になりたての頃だった。友人に1年ぶりに会う機会があり、卒業後のお互いの環境の変化や日々の出来事を話し、夕方家路に着いた。その途端、なぜか全身が身体の底からだるく感じられ、気力が無くなり、ただただ横になっていたい感覚に襲われ、帰宅後はドサっと横たわって過ごしていた。体力はあるのにである。

数ヶ月後、またその友人に会う機会があり、「以前会った時には話さなかったけれど、社会人としてのストレスなどから、絶望感に襲われていることが多く、死にたいと思うこともあった」と話してくれたことがあった。私は当時、他人のバイヴレーションが及ぼす影響については全くの無知だったが、この何気ない会話を聞いて、当時の異様な消耗感覚を思い出し、あの友人の放っていた否定的なマイナスの感情を、私はそうとは知らずに吸収していたのだなと理解できた。

エネルギーで他人をチャージしたり癒すことができる反面、人の想念やネガティブな感情によって、自分の気力が疲弊したり、無気力感として苛まれるという感覚を、自身の多々の経験から学んだ。そして勉強中である。(スピリチュアルなサイトや書籍では「エネルギーバンパイア」と呼ばれていることも)

関わる人が放つ想念から身を護ることはもちろんだが、反対に自分自身が相手の時間やエネルギーを奪っていないか気を付けることも必要だと感じた。

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